ファットパッド症候群

ファットパッド症候群とは？

踵部の脂肪層が硬度低下や萎縮をきたすことで、歩行などの負荷で踵全体が痛くなる疾患です。

マラソンやジョギングなど踵に負担がかかる運動をし始めたばかりの方に生じやすい疾患です。繰り返しの衝撃負荷が、脂肪組織の力学的な安定性を損ない、軟らかい脂肪体と比較的硬い踵骨との間で不安定性が生じ、剪断力が発生し炎症が、起こったり、脂肪層組織自体での炎症が生じてこういった症状が出るのではないかと考えています。