頚肩腕(けいけんわん)症候群とは?
首から肩、腕にかけての痛み・しびれや重いなどの異常感覚が出たり、筋肉の凝りなどの症状が出た場合の総称です。
頚肩腕症候群の原因
変形性頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎、眼精疲労、リウマチ性多発筋痛症、心因性など多岐にわたります。
発症する環境因子
同じ動作、同じ姿勢をしているかたやデスクワークなど手指・腕に負担がかかるかたが多く、スポーツや加齢などでも原因となります。
頚肩腕症候群の診断
問診、触診、画像診断(レントゲン、MRIなど)で判断していきます。
頚肩腕症候群の治療
投薬(消炎鎮痛剤・漢方)、湿布、注射などを行い、温熱・マッサージや理学療法を並行して行っていくこともあります。
あと、日常生活動作の工夫、肩甲帯・体幹のストレッチなど自分でも予防を心掛けて頂くと良いと思います。
長く付き合っていく可能性もある疾患なので、その心づもりも必要です。