足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とは?
体重がかかることで、踵(かかと)の足底に痛みが生じる疾患です。つま先から踵まで足の裏を縦に走っている足底腱膜の付着部での炎症です。朝の起床時に最初の一歩で踵に体重が乗った際に強く痛みが出ることが特徴です。特に踵の内側に強く出ることが多いです。
足底腱膜炎の原因
足関節の曲げ伸ばしが硬い人、スポーツなどで踵に過度な負担がかかる人、足の裏のアーチが崩れている人(扁平足、開張足など)、加齢による足の筋力低下・足底の脂肪層の減少や体重の増加でも、足を踏み返すときに足底腱膜にかかる負担が大きくなり出やすくなります。
レントゲンでは、踵骨棘(しょうこつきょく)が生じていることが多いです。
当院での治療
- 薬物療法(消炎鎮痛剤・漢方薬)・湿布
- 装具療法(インソールなど)
- 理学療法、注射療法(ステロイド、PRP)
- 日常生活など個別指導